顧問税理士の選び方
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顧問税理士とは年間契約をしている税理士のことをいいます。
顧問税理士を依頼する場合にはスポット契約に比べて多くのコストがかかるため、良い税理士の基準を把握した上で依頼する必要があります。
以下、顧問税理士を選ぶ際に大切なポイントを紹介します。
■顧問税理士を選ぶ際に大切なポイント
・レスポンスの速さ
顧客の気持ちを考えている税理士は密なコミュニケーションを心掛け、顧客の連絡に対して原則24時間以内に返答するようにしていることでしょう。
また、良い税理士であれば、2月、3月の繁盛期でも、返答が速い可能性が高くなります。困ったときにすぐに対応してくれる税理士を探しましょう
・相性が合う
相談や質問のしやすさ、仕事の進めやすさなどから相性の合う税理士を選びましょう。
依頼する前に相性が合うかどうかを確認したい場合には、直接税理士と会って話し、コミュニケーションのとりやすさを判断基準とすると良いでしょう。
もし聞き上手であれば、顧客の希望に沿った経理業務する可能性が高く、的確でスムーズな業務をおこなう可能性が高いと言えるでしょう。
また、時間に余裕がある場合には複数の税理士と面談し比較した上で、一番相性が合う税理士に依頼するようにしましょう。
・節税対策に強い
税理士の仕事内容に「節税」は含まれてないため、節税対策を積極的におこなっていない税理士は非常に多いといわれています。
良い税理士というのは、日々の会計業務や税務だけでなく、節税対策経営分析なども顧客サービスの1つと考え、事業者にとって的確なアドバイスをおこなってくれます。
もし節税対策のために税理士を依頼する場合には、節税対策の相談をした時にどれだけ親身になって対応してくれるかどうかを良い税理士の判断基準とすると良いでしょう。
・報酬設定が明瞭である
どこまでの業務を負担してくれるのか、どこから追加料金が必要となるのか、報酬設定が明瞭であると税理士を選びましょう。
原則、顧問税理士を依頼する場合には、顧問料と税理士報酬の2つの費用がかかります。
しかし、税理士の業務以外のサービスはおこなっていない場合には、追加報酬がかかってしまいます。
そのため、具体的にどんな業務が基本業務となっているのか、どんな業務に追加報酬が必要となるのか、しっかり明示してくれる税理士を選ぶようにしましょう。
顧問税理士を選んでいくうえで、上記のような条件を満たす税理士の場合、報酬が高額となってしまう場合もあるため、「最低限ここは抑えておきたい」というような自分の中での条件の順位を事前に決めておくことで最適な顧問税理士を選ぶことができます。
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